宮城県多賀城市は、宮城県のほぼ中央、太平洋岸に位置しています。奈良・平安時代に築かれた「遠の朝廷（とおのみかど）」と呼ばれた国府「多賀城」に由来するまちです。

東日本大震災では、予想をはるかに超える大津波が町を襲い、市域の約34％が浸水するなど、甚大な被害を受けました。

私たちはこれからも、地域の復興と更なる発展のため、職員一同、全力を尽くしてまいりますので、よろしくお願いいたします。

皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

多賀城支店長　高橋　謙一郎

ミートショップさくらい

今年、開業50周年を迎えた「ミートショップさくらい」をご紹介します。

東日本大震災で被災し、一時は閉店を考えていましたが、お客さまからの熱い要望に応え、営業を継続されております。

当店は、店主を筆頭に、日々試行錯誤しながら商品開発を行っています。2016年には、ふるさと納税「特産品」大賞の肉加工品部門において、「仙台牛ローストビーフ」が大賞を受賞しました。

自慢のお肉をオーダーカットで購入できるほか、お弁当、コロッケやメンチカツの惣菜、大人気の焼き豚やローストビーフなどの販売も行っています。

また、社長のご子息が営業する「とんちん館」では、ミートショップさくらいの良質なお肉を使用した「ロースとんかつ定食」・「ヒレカツ定食」などを味わうことができます。

皆さまもぜひご賞味ください。

多賀城グルメブランド　しろのむらさき

奈良時代に創建され、陸奥国府として栄えた多賀城跡やその周辺の遺跡から、「黒舂米（こくしょうまい）」と書かれた木簡が出土しました。

多賀城市観光協会では、多賀城にゆかりのある古代米を使用した新しいグルメブランド「しろのむらさき」を立ち上げ、市内等の企業等の協力を受けて商品開発を行っています。

古代米を醸造した日本酒「おもわく姫」をはじめ、お菓子、麺など商品のラインナップも増えてきています。

アントシアニンなど栄養素を多く含む古代米を使った商品は、市内等の「しろのむらさき」ののぼりがあるお店等でご購入いただけます。

歴史散歩を楽しみながら、その魅力をご堪能ください。