経営者との面談を通じて現在の業況をお聴きし情報共有、経営課題を認識した上で融資の提案や案件の組み立てを行います。また、個人のお客さまから住宅ローン等の相談もお受けします。

現場のおもしろさを語る

Q. 現在のお仕事について教えてください。

 私は大河原支店に勤務し、融資業務を中心に、保険商品によるリスクヘッジや商品販路拡大支援、M&Aによる事業承継支援などの業務を行っています。大河原町は出先機関や広域行政機関が所在する仙南行政の中心地であり、活力ある企業が数多く存在するため、より多くの中堅・中小企業や個人事業主の方々と面談を重ねることを心がけています。それぞれの企業の特性や強み、会社の成り立ちを理解した上で様々なニーズを喚起し、ソリューションを提供しています。
 また、当行の強みでもある農業分野に対する高度な経営支援を実現するために、農業経営アドバイザー資格を取得し、6次産業化、ブランド化、地域農業の担い手の育成・確保といった様々な課題に対し適切なアドバイスができるプロフェッショナルを目指しています。

Q. 仕事をする上で心がけていること、
  また担当になって意外だったことや気づきはありましたか?

 前任店では、住宅ローン等の個人向け融資や既存取引先の管理の仕事がメインでしたが、大河原支店に配属となり、初めて法人融資取引先を担当することになりました。担当している取引先を訪問する他、新規開拓も行っています。銀行員としてはもちろん、社会人としてもまだまだ未熟である私に対しても、「こんにちは! 仙台銀行です」とお伺いすれば、ひと回りもふた回りも年上の経営者が時間を割いて面談してくださることに驚きました。先輩方が築いた信用とお客さまの期待の表れだと思います。それに応えるため、日々の自己研鑽は不可欠です。努力や熱意は必ず相手に伝わるものです。時には厳しい叱責を受けることもありますが、今ではお客さまとの強い結びつきを感じることができています。

Q. 仕事をする中で、印象的なエピソードがあれば教えてください。

 私は、新入行員として自宅に近い石巻支店に赴任しましたが、翌年の3月に東日本大震災が発生しました。生まれ育った大好きなまちが失われ、私自身も自宅が全壊する被害を受けました。 当時、ご家族を亡くし、自宅を流失したお客さまが自宅を再建したいと住宅ローンの相談に来店されたのですが、将来への不安から、「あきらめます…」との申出を受けました。しかし何度も資金計画の見直しを行い、助成金の活用を提案することで、ついには高台に移転し自宅を新築することができました。建物の引渡しに立ち会いましたが、「阿部さんが担当で本当によかった」と涙を流して喜ばれていた姿は今でも鮮明に覚えています。

Q. 部署の雰囲気や当行の好きなところ・いいと思うところを教えてください。

 大河原支店は、職員・パート含めて10名おり、そのほとんどが近隣市町村から通っています。お客さまの中には職員と「ご近所さん」「同級生」の方もいらっしゃることから、県南訛りが飛び交っています。アットホームな働きやすい環境であると同時に、お客さまにとっても、「顔の見える金融機関」として来店しやすい支店だと思います。じもと密着の当行で働くことは、地域の復興と更なる発展の一助となることであり、日々の業務の中に多くのやりがいを感じることができています。