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地域の皆さまよりいただいた声をご紹介します。

株式会社 八葉水産
代表取締役社長 清水 敏也様

 東日本大震災、今まで経験したことのない大災害により、弊社もあらゆる施設・設備が全壊しました。地震と津波の恐怖、これからどうなるのか、不安しかありませんでした。社員と家族の安否確認、会社のこれから、気仙沼はどうなるのか、日本は大丈夫なのだろうか。情報が無かったこともあり、様々な思いが錯綜したのを覚えています。
 震災後は、自宅が事務所になりました。すぐに仙台銀行の皆さんが、お見舞に来ていただき、「全てにおいて支援しますから、復旧し、再建しましょう」と言われたこと、どれほど力になったか。これは忘れることはありません。
 その後も、一緒に工場の再建を進めていただき、1年後に商品を生産できるようになりました。山形や宇都宮での販売会、仙台駅の物産展では、仙台銀行の皆さんにも購入に来ていただきました。また東京では、全国のお客様向けの展示会も開催していただき、販促の応援もいただきました。
 震災後の仙台銀行本部・営業店によるサポート、支援は非常に心強かったです。やはり、組織としてはもちろんですが、職員1人1人が、個として我々に対しても、その関係と繋がりを大切にしていただけている、これは、仙台銀行さんの社風でしょうか。私の大好きなところです。
 被災企業、被災した地域、被災した皆さんこの10年本当に大変でした。地域と社会を支える上で、金融は重要な存在です。これからの変化の時代で、地域密着の金融支援のみならず、仙台銀行さんには、地域のデザインと企業の経営のパートナーとして大きな役割をお願いいたします。
 今年で弊社も設立創業50年になります。良いこと、そうでないこと、いろんな事があった50年でした。設立から、今でも変わらぬご支援をいただき感謝しております。今年は、震災復旧の最終段階となる冷蔵庫建設も予定しております。これからも海の恵みを皆さまにお届けしていきますので、よろしくお願いいたします。

株式会社八葉水産様写真

株式会社八葉水産様写真

復旧を果たした工場で
丹精込めた商品製造を行っています。



一般社団法人 スタンドアップ亘理
代表理事 加藤 正純様
(2017年度、2020年度「公益信託仙台銀行まちづくり基金」助成先)

 任意団体として2014年から仙南地域を中心に震災復興支援の取組を始め、2018年4月に法人化、これまでに被災地での無料映画上映会の実施、にぎわい再生イベントの開催、チャレンジショップ&コミュニティスペースの運営、台風19号による災害復興支援活動などに取組んでまいりました。
 震災から10年が経過し、寄付金を含めそれらの資金の確保も難しくなってきている中、活動する団体等の維持運営における課題に反して、こころのケア、コミュニティスペースの維持運営、障がい児者を含めたこども達の居場所づくり、生業を確保しながら地域活性化を図ろうとしている若者たちのサポートの必要性は増してきております。
 今後、個々の団体個人が事業を組み立てていくには資金的にも体力的にも産学官民の連携がますます重要になると感じております。被災地宮城県の身近で相談しやすい地元の銀行として、宮城県に特化したネットワークを活かし、引き続き被災地の復興支援に取組む団体個人の活動へのご理解とご支援を期待いたします。

一般財団法人スタンドアップ亘理様写真

荒浜ロック 2015

台風19号による災害復興支援活動

台風19号による災害復興支援活動


<関連情報>
公益信託「仙台銀行まちづくり基金」についてはこちらをご覧ください。

 


(2021年3月現在)