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仙台銀行では、「人で勝負する銀行」を経営ビジョンに掲げ、人材育成や働きがいがあって働きやすい職場づくりに取り組んでいます。「人材育成方針」に基づき人材育成(OJT、OFF-JT)に取り組むとともに、職員が自身の成長を思い描きながらキャリア形成することを後押しするため、期待される姿や求められるスキルを示し、研修や必須科目を見える化した「人材育成キャリアマップ」を策定しています。
OJTとOFF-JT
● OJT(On-the-Job Training)
現場での実践を中心に育成プログラムを組み立て、行内の先輩・上司による指導・アドバイスのもと、実際の仕事を通じて実務能力・専門知識を習得していきます。
● Off-JT(Off-the-Job Training)
OJTをサポートするのがOff-JTです。入行後、すぐに始まる新入行員研修では、外部講師によるビジネスマナー研修や端末研修などを通じて、社会人・銀行員として基礎となるスキルを習得します。以降は、業務のフォローとモチベーションアップを目的として、定期的に階層別研修を実施します。また、担当業務に応じた業務別研修も実施しています。
研修制度
各種研修を通じて、職員に必要な業務知識や技能等の習得、法令順守に対する意識醸成を図り、専門性と倫理性を備えた職業人育成に取り組んでいます。
研修を実施するにあたり「研修の受講⇒意識改革⇒行動」のサイクルを掲げ、研修成果を実践に活かすことでお客さまとの信頼関係をより深め、お客さまに喜んでいただける金融サービスをご提案することが大切であると考えています。
● チャレンジ・ダイバーシティ研修
選抜された職員(チャレンジャー)が“企業見聞の旅”で自分自身を磨き、多様な潜在能力を発揮するための実体験型の研修です。職員が自ら国内企業を選択し、現場訪問を通じて知見を広めるとともに、自主性と実践的渉外力の向上を目指します。
外部出向
出向を職員のスキルアップの手段と位置付け、中堅や若手職員の育成に活用しています。SBIグループ等で、DX、有価証券、データ分析などの最先端の知識やノウハウを習得し、顧客支援の幅を広げるとともに、地域経済との関係の深化を図り、地域に根差す金融機関としての競争力を高めます。
トレーニー制度
銀行業務が幅広い分野にわたっていることから、仙台銀行では積極的に若手職員を他部門へ派遣するなどの方法により、専門的知識を有する職員を養成しています。日頃より能力向上のために自己啓発に励むなど、チャレンジ意欲のある職員、前向きな職員に対し、融資審査や有価証券運用などのトレーニーとして、行内または外部機関で一定期間専門業務に従事します。